お試し日記

いろいろ試す、確かめるために作りました

セクハラヤジ 国会でもあったんだとか

 今度は国会だそうだ。

国会でも女性蔑視ヤジ「まず自分が産まないとダメだぞ」:朝日新聞デジタル

 

追記:これ、5月だったんですね。

 

■セクハラヤジの数

 超単純計算。2週間前に都議会のセクハラヤジの話が出てきたから2週間に1回としよう。1年50週として年25回。このレベルの性差別が年25件としたらそれは結構ヤバいんでねーのか。しかも都議会の件以降さすがに議員も敏感になってるだろうから、これまではさらに多かったんだろうね。

 外国からの見た目としてもよろしくないでしょうよ。対策を考えるとするなら、まずはそのリスクとか損失を計算してみるのがいいのかもしれない。国会で生じたセクハラ1件につきどれくらい損してるのか、とかね。

 

■ヤジった当人をどうするか

 世の中のこの流れの中でまたもやセクハラヤジを飛ばすってのはどういうことなのか。これはもう悪気がないんじゃないかと思ってる。当人の素性はわからないけど、おそらくはオッサンでしょう。だとすると、これから善悪を学ばせるのは本質的には無理があるんではなかろうか。

 「やっちゃだめだよ。」と教えて「はいわかりました。」となったとしても、どうしてダメなのかを本当に理解するのは難しいんじゃないかな。もしそうだとすると、そういう人が議員にいても女性の活用とかそういう話は進まない気がする。

 

■市民はどうしようか

 抗議をすればセクハラは減るはず、でもそれは表面だけであって、上記のとおりダメな理由を当人が理解するような根本的な解決に至るかは怪しい。

 そんなときは市場原理を推す。選挙でセクハラしないやつ、本質的にわかってるやつを選ぶ。じゃあどうやって見分けようか。

 ひとつは会社勤めの経験がある人を選ぶこと。根拠はないけど経営者じゃなくて雇われのほうがいいんでないかね。当人の頭の中まではわからないにせよ、ある程度セクハラしない文化が根付いてることが期待できそう。と言っても経験上、勤め人だってセクハラしてることがわかってない人っているからね。より厳格な可能性を期待するなら、大企業、外資系企業とかの出身者がいいのかも。

 会社勤め以外の経歴でも何か目印になるものがあればいいんだけど。大学とかどうだろう。国際色が強いとか、なにか関係していることがあるかも。どっかに統計データとかあればいいんだけど。

 もうひとつ、そもそも女性候補に投票するっていう手もある。ただ、女性議員がセクハラヤジを飛ばしてたケースもあるらしい。

 

 これからどうなるのか注視したい。どうせならもっと大事になってくれたほうが逆にいい。新しいヤジは御免だけど、過去のものはどんどん穿り返して蒸し返そう。